今、社会問題にもなっている孤独死。
孤独死とは一人で誰にも看取られる事無く亡くなっていくことを言います。
その理由として超高齢化社会、少子化、核家族化、非婚化などがあります。
男性は女性に対して孤独死する可能性が2倍くらい多いといいます。
女性の方が男性に比べ社交的で近所付合いなどができていて孤独死する率が男性と比べ低いです。
その孤独死現場どうやって発見される場合が多いか、そのほとんどは臭いです。
近隣の人などが悪臭がすると警察に通報し介入して発見される可能性が多いです。
腐敗するとハエやウジなどが大量に発生し夏などはそのスピードはかなり早いです。
なぜ孤独死した家で窓も扉も閉め切った部屋なのにハエやウジがわくの??
と聞かれた事がありますがそれは完全に密閉されていなければわずかな隙間さえあれば
小バエが腐敗臭を嗅ぎ付けて驚くくらいの早さで卵を産みつけにくるからです。
一般家庭にはどんなに密閉された部屋でも隙間はあります、空気穴や排気口などがありますし。
逆に完全に密閉されたり真空状態ならハエやウジが湧く事はありません。
では孤独死のお部屋とはどんなお部屋か。
一般の人なら孤独死と言う言葉自体は耳にする事はあってもそのお部屋に実際足を踏み入れた事がある人は
ごくわずかではないでしょうか!
孤独死のお部屋と言っても色々ありますが一番は発見される時間、日数によって臭いがかなり違ってきます。
発見される日数によってだいたい一週間くらいまでなら普通にお部屋の整理ができますしお葬式なども普通に行えます。
季節、気温によって変わってきますが一週間を超えてくると前にも書きましたが腐敗がはじまり臭いやハエやウジなどの害虫
などが湧いて色々大変なこともでてきます。
孤独死はないのが一番です。
なのでもしなにかあったときのためにできるだけ普段から周りの人とコミニュケーションなどとりできるだけ短い時間、日数で発見されるよう
日頃の生活から心がけていけたらいいのかなと思う次第です。
お部屋をみるとなんとなくこの方はこういう生活をしてこういう気持ちで亡くなっていかれたのかな
と言うのがわかります。
孤独死されると少なからず後処理の部分でご遺族や賃貸物件なら大家さんなどにお世話やご迷惑をかけてしまいます。
もちろん故人様はそのようなことを望んでいた訳ではないのですが。
そこで最近大家様向けに孤独死されたお部屋などの原状回復費用、家賃保証など大家様の損害を補償する
『エース損害保険』様がだしている『オーナーズ セーフティ』という保険も大家様ならチェックしておいても
良いのではないでしょうか。
一番はいいのは孤独死ができるだけなくなり我々のような遺品整理業者への依頼も少なくなればいいなと思っています。